◎世界のみどり最新情報
(緑の党グリーンズジャパンHPより)
【世界のみどり】アイルランド総選挙でも、緑の党が大躍進!
2020/02/16
2月11日の総選挙(下院:定数160)で、アイルランド緑の党は、前回の2議席から12議席へと大躍進しました。
選挙前に第1党だった統一アイルランド党は15議席減らし35議席となったため、同党党首が首相をつとめていた内閣は退陣することになります。新たに第1党となった共和党は6議席減らし38議席でした。アイルランド共和軍(IRA)の政治組織だったシン・フェイン党は14議席増やして37議席を獲得し、1議席差で2位になりました。僅差の選挙結果からは、連立政権の樹立に向けた協議が長期にわたると予想されます。
アイルランド緑の党の党首イーモン・ライアンは、シン・フェイン党・共和党・統一アイルランド党などの党首らと対話を進めていることを明らかにしました。また、緑の党は、気候変動・生物多様性の危機に取り組み、人々の暮らしの改善と経済の保護に努めると話しています。
【世界のみどり】オーストリア緑の党が初めて入閣
2020/01/15
2020年1月7日、オーストリアのクルツ首相(国民党)の政府に緑の党から初めて5人の大臣が入閣しました。ワーナー・コグラー氏(サービスおよびスポーツ大臣)、レオノーレ・ゲスラー氏(気候保護・環境・モビリティ・イノベーション・テクノロジー大臣)、ルドルフ・アンショーバー氏(労働、社会問題、健康、消費者保護大臣)、ウルリケ・ルナセク氏(文化担当国務長官)、アルマ・ザディッチ氏(法務大臣)の5人の緑の大臣の就任は、2017年にアレクサンダー・ファン・デア・ベレン大統領(緑の党前党首)就任以来の快挙です。
【世界のみどり】フィンランドの最年少女性首相を支える、緑の党の大臣たち
2019/12/13
フィンランドに世界最年少の首相が選出され、しかも女性であることが話題を呼んで います。新しい首相は、社会民主党のサンナ・マリーン氏(34)です。
さらに、連立する5政党の党首が全員女性というのも目を引きます。そのうちの1人が、緑の党(緑の同盟)の内務大臣マリア・オヒサロ氏(34)です。緑の党からは他に、外務大臣ペッカ・ハーヴィスト氏と、環境・気候変動大臣クリスタ・ミッコネン氏の2人が入閣しています。
なお、新内閣は19人の閣僚のうち12人が女性、7人が男性です。
【世界のみどり】スペイン総選挙:緑の党が初の3議席獲得、左派連立政権に参加か
2019/12/01
スペイン緑の党(MásPaís-EQUO)は、11/10に行われた総選挙で、バ レンシア州の政党コンプロミス(Compromís)とともに、3人の下院議員を当選させまし た。
緑の党は、環境保護、社会的公正、フェミニズムを重点に訴え、約60万票を獲得しまし た。
極右政党の台頭という不安がある中、与党の社会労働党は過半数を得られませんでした 。緑の党は、気候危機対策を最重要課題とする政府とし、3回目のやり直し選挙を回避 するための取り組みを始めています。
スペイン緑の党は、急進左派ポデモスとともに初めて連立政権に加わることになるかも しれません。